間伐材と3Dプリンターでルームプレート工作
青梅環境フェスタに行ってきました。間伐材を使った簡単な工作のワークショップがあったので、参加させていただきました。作ったのは、桜の形をした板。家の3Dプリンターで名前を作ってルームプレートにしたのでご紹介します。
間伐材と3Dプリンターでルームプレート工作
青梅市環境フェスタ
行ってきたのは青梅環境フェスタ。
毎年6月に開催される、青梅の自然を守り育てようというイベントです。
環境・自然と言っても色々な切り口があって、ごみの減量・リサイクル、省資源、地産地消、生態系の保護、水源の保全、生物多様性の回復、環境教育、etc…
いろいろ興味はあったのですが、9歳の娘を連れて行ったものだからゆっくり見る時間などなく...
市庁舎の外でやっていたワークショップに参加して、不完全燃焼のまま帰ってきました。
木工教室
環境NPOベルデという団体がやっていた『糸鋸木工教室』です。
環境NPOベルデは、青梅の森を中心に活動しているNPOで間伐材を使って、炭焼きをしたり、テーブルやベンチやプランターを作って寄付したりしているそうです。
ワークショップの内容は、間伐材の板に型紙を写して糸鋸でくりぬくというもの。サワラという木だそうです。
娘は小学三年生でもできそうな「桜」を選んでいました。糸鋸スタート。
切り取ったものをやすりがけ。
ギコギコ、ゴシゴシやっている間、私は木工班の班長さんと森林保全について語ってました。
そして完成!
・・・桜の花の形の木片...。
どうしましょ。これ...。
間伐材&3Dプリンターのルームプレート
このまま持ち帰っても、落書きしてポイとなるのが目に見えていたので、帰り際に100均に寄って塗料とニスを購入。
家で色を付けました。
この後、ニスを塗ってつやを出します。
塗ったらこんな感じになりました。鎖は100均インテリアコーナーで買った籠がぶら下がってたやつです。
つやつやきれいになりました。片面塗って乾燥させて、裏面塗って乾燥させて、横を塗って乾燥させてって工程が必要ですが、夕暮れが近かったので鎖を取り付けてぶら下げながら一気に塗ってしまいました。
これが後悔のもと。
乾燥させるときにぶら下げておくと、表面に乗ったニスが下の方にたれてきます。下半分にうねうねとしたニスの層ができかけてました。
水平において乾燥させると、表面に乗ったニスの層が均一に広がったまま乾くのできれいな仕上がりになります。
ちょっと後悔。
そして3Dプリンタの登場。名前と日付をプリントしました。
この3Dプリンターは、プラスチックを溶かしながらノズルからにゅるにゅる出して積層させて立体を作るという仕組み。
プラスチックと言っても原料はでんぷんなので、埋めておけば土にかえります。素材としても間伐材と相性ピッタリです。
それをボンドでくっつけて...
完成!
多少の筆むらはご愛敬ということで。9歳児の作品にしてはよくできてると思います。
木片が見事に化けてくれました。
「私が引っ越した時も持っていくねー」
ってうれしいこと言ってくれます。
その他、いろいろあった展示の内容はまたそのうちお知らせします。と言っても、子どもにせかされゆっくり見ていられませんでしたが...