2019.7.27 東京グリーンシップアクション with 大東建託株式会社

台風6号の影響が通り過ぎた後の7月27日、東京グリーンシップアクションが開催されました。天気は晴れでしたが27日未明にかけて青梅市で50.5mmの降雨が観測され山は相当足元が悪いとのこと。17名の子どもたちが参加者するということで、安全を考え活動場所を小沢中島林業さん所有林に変更しました。

東京グリーンシップアクション with 大東建託株式会社

開会式です。

会長の挨拶

お話しているのは、ふれあいの森の会長さん。もともと山歩きが大好きな方で、とある人と一緒に山の中に分け入っていったら、腕を買われて会長を任命されたとか。

山の素晴らしさも、危険も、すべて知り尽くしている人です。

こちらは運営スタッフ。

会長の隣の青い服の人はふれあいの森の事務長。もともと消防のレスキュー隊に所属されていたそうです。現役時代は安全管理についてお話に来ていただいていました。安全管理についてはまさにプロです。

いよいよシュッパーツ。班ごとにまとまって山道を行きます。

そして現地到着。間伐のデモンストレーションです。

見つめる先は、ヒノキの大木。

緑のヘルメット+腕章がふれあいの森のメンバー

作業中。里仁会の皆様です。流石ですね。受け口切ってるところでしょうか?

きれいな受け口です

そして...

スドーン!!

倒木!

狙ったところに倒しました! 流石です。

「木を切り倒すだけでしょ?」なんて侮ることなかれ。ノコギリ入れるだけだと木はどこに倒れるか予想がつきません。
斜面の様子や周りの木の様子、倒す木の枝の張り具合や幹の傾きなどすべて計算して狙った方向に倒す技術が必要です。
狙った方向に倒すために、このような切り方をするんです。

受け口を作ってから追い口を入れます

狙ったところに倒れないと、隣の木の枝に引っかかって中途半端に止まったり、倒れた木を処理する過程で苦労することになります。

デモンストレーションを見た後は、参加した皆さんにも手伝っていただきました。

「せーの!」

間伐した木を利用して道沿いにベンチを作ります。ちょっとした休憩所になりますね。

一仕事終えて下山。拠点に戻って、恒例になりつつある流しそうめんです。箸と麺を茹でる薪は自分たちで用意します。

大雨の後の山でしたが、特に事故もなく皆さんと楽しい一日を過ごすことができました。

みんなでパチリ
麺ここまで来ないよ~(笑)

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