2022.11.6 大物伐倒!
今回は参加人数少なめですが、ベテランさん+入会希望者1名という構成。
太い木にチャレンジということになりましたが…
大物伐倒!
入山
拠点に集合してミーティング。
今回はこの4名と写真を撮っている入会希望の方1名で行きます。
間伐部会長から安全についての訓示と作業内容の説明のあと、機材を揃えて出発!
から沢口で準備体操。
夏場に比べて太陽の位置がだいぶ低くなりました。
あじさいの道を進んでいきます。
この辺はまだ皆さん元気。
あじさいの道を右に折れると突然急斜面に変わります。
通称りんどう坂。いつも通る道ですが、結構きついです。
写真で見てもなかなかの斜面であることがわかりますね。
途中で一休み。保全地域はもうすぐです。
植樹の様子
保全地域に入ってすぐの、通称看板エリア。
ここは、ふれあいの森結成当初に間伐をして切り開いた場所です。
その時植えた広葉樹は、立派に育ちました。
その後も少しずつ植樹を進めています。
これは一昨年植えたイロハモミジです。前回ここに来た時に、根元に刈った下草を置いておきました。
いまいち成長が遅いようですが…
小さくてもカエデの仲間。
しっかりと紅葉してました。
足元には…
種が飛んできたんでしょうね。
一旦、りんどう坂の終点まで戻り、みずならの道を上がります。
この道は保全地域の境界にあります。写真右側が保全地域。かつて林業が行われていた場所。左側は域外になります。
落葉広葉樹中心の雑木林広がってます。紅葉がきれいですね!
間伐
現場に到着。おや!? 先客?
カモシカです。
じーっとこっちを見てから興味なさそうに立ち去っていきました(笑)
カモシカくんを見送るメンバー達。
そして、今日のターゲットはこの木。
今日はベテラン揃いですし、入会希望者に伐倒の醍醐味を味わって頂こうということで、いつもより太い木を選びました。
すでにロープを展張して受け口を切っています。
そして追い口切り。
このノコギリは歯渡り50cmありますので、この木がいかに太いかわかると思います。
おそらく、今回の装備で伐倒できるぎりぎりのサイズでしょう。
慎重に受け口と追い口の様子を確認して...
「ピー!」
ロープを引く合図が出ました!
おっと、掛かり木…
よく見ると、受け口がすでに閉まってますね。
難航しそうな予感。
受け口追い口を切ってから木の重心を受け口側に動かすと、追い口が開いて受け口が閉じるように木が傾いていきます。
この時、真ん中に残してあるツルという部分が縦に裂けて、木の上下を繋いだまま蝶番の様な働きをします。
そして受け口が閉じるとバリっとツルが引き抜かれて重力の方向に木が倒れていくのですが…
写真を見る限り、くっついたままのツルの根本と、他の木の枝に乗っかった木の先端とで固定されてしまっています。
昼休み等を挟み、皆で話し合いながらなんとか伐倒完了!
幹回り131cm、樹高25mという、手作業で倒すにはかなりの大物でした。
さぁ、気力で枝払いと玉切りしましょ。
今日はこの一本で終了。時間いっぱいなので撤収します。
数は少ないけど、達成感一杯で下山しました。
今日の参加者5名です。
カメラ置く場所がなかったので、交代で撮影してます。