2024.2.18 ゆず畑の強剪定
令和6年最初はゆず山での活動。なかなか剪定が行き届かず上へ上へ伸びてしまった柚子たち。いつかさっぱりしてやりたいと思いつつ延び延びになっていた強剪定。ついに実行です。
ゆず畑の強剪定
この時期保全地域までの道が凍結してしまうことが多いので、活動場所は徒歩で行けるゆず山になります。
今日のメンバーは8名。
今日の作業内容を確認したら出発です。
成木川沿いをてくてく歩いてゆず山へ。
抜けるような青空。気持ちいいですね!
川を覗いてみると、まだ雪が溶けずに残っていました。
この辺はよっぽど寒いんですね。
入山口の休憩処「かしわぎ」
黄色い花が咲いています。
いい香りがします。近づいてみると...
蝋梅でした。もうすぐ春です。
いつものように、入り口のお宅にご挨拶して入山。
ヒーヒー登っていくと...
以前伐倒したサワラのそばにヒノキの若木が育っていたのですが、先日の雪のせいか折れ曲がっていました。
次世代の若木を枯らしてしまうのは惜しい、と全会一致で救出することに。
杭を打って真直ぐの状態で縛っておこうとしたのですが...
幹を持ち上げた途端、ポキリと...。根っこはすでに枯れており、雪のダメージは大きかったようです。
残念だけど仕方ないです。
そしてそこから少し登ると二本の柚子があります。メインのゆず畑からは離れて植えられている二本なんですけど、毎年いい実をつけてくれてます。
ところが、離れているためいつも剪定を忘れてしまい、かなり高く伸びてしまいました。
4名残ってこの二本を強剪定。
頭をバッサリと落としました。だいぶ身軽になりましたけど...やりすぎたかな?
今年しっかりとエネルギーを蓄えて、来年枝葉を伸ばしてくれれば、再来年はいいゆずが収穫できることでしょう。
一足先にゆず畑へ向かった4人はすでに作業を開始していました。
後から合流した4人はややばて気味。
「休憩しよー! 小休止!!」
一旦集合して休憩しつつ、作業の確認をしました。
と、腰かけている土留めがぐらっと。
猪が掘った跡でしょうか? 鹿の忘れ物もありますね。
猪が掘るってことは、ミミズなんかがいるいい土ってことなのかな?
さて、作業再開。
一本目はこいつ。白い紐で引っ張っているのが見えますか?
大きく伸びた徒長枝を100均の綿ロープで誘引して、その辺に落ちてた枝で作った杭で地面に打ち付けてみました。
収穫できる枝に成長してくれるかな? うまくいけば他の木でもやろうかと思います。
中腹の日当たりのよい場所の木を中心に、じゃんじゃん強剪定をしていきました。
剪定後。
結構上に伸びていた枝があったんですけど、かなりすっきりしましたね。
このゆず畑の東斜面が再生中の茶畑なんですが、以前作った階段の上...
水が走った跡でしょうか? それとも獣道?
階段をつければ最上部のフェンスまで到達できる道ができそうです。
さてさて、下山しましょうか。
丸太は通行させていただいている麓のお宅へのお土産です。
今日も無事に作業完了できました。
強剪定なので今年の実付きは運任せですが、来年以降はきっとたくさん実ってくれることでしょう。
お疲れさまでした!