2024.4.20 山桜の植樹・保全地域の現況確認(R6年度第2回)

今年度2回目の定例活動は、久しぶりの保全地域でした。昨年度は天候不順等が重なり、保全地域に入る回数が極端に少なかったので、現況確認を兼ねて一回りすることになりました。

山桜の植樹・保全地域の現況確認

保全地域へ

用意した山桜は5本。獣害対策の網や支柱ももって保全地域へ。今日は体験参加の方1名も一緒です。

まずは一本目の植樹。からさわ口に植えました。コケのマットを移植して乾燥防止にしました。

保全地域へ向かいました。二本目はリンドウ坂の途中のアセビが群生している場所の手前です。

二本目の植樹。

次はスミレ道です。

スミレ道の手前、保全地域の看板が新しくなっていました。

植樹の前に保全地域での一年間の安全を祈願しました。

ところで、斧の刃の側面、こんな模様がついていますよね。
3本の線は「ミキ」、御神酒を表します。4本の線は「四気」、太陽、土、水、空気という木を育てる4つの気を表します。斧をヨキと呼ぶのはそこから来ているそうです。
伐採する前に斧を樹にたてかけて、山の神様が与えた樹木と生き物の命をいただく許しと感謝、作業の安全を祈ったそうです。

二班に分かれて、3本の植樹をしました。看板エリアの広場の下には、青梅上成木ふれあいの森発足20周年の記念植樹と故二代目会長の田代さんを忍んで植樹しました。

どうか、田代さんの想いと山桜の樹が大きく育ちますように。

途中、昼休憩を取りながら保全地域を一周。

今回の道程はこう。

かなりの距離を歩きました。保全地域は保全地域のままですが、私たちと同じく少しずつ年を取ります。外から見える山は青々として美しくても、中はあれています。

いつまでも美しい環境が保てるようにご協力お願いいたします。

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