2025.4.19 間伐・保全地域の現況把握

今年度第二回目の定例活動は保全地域。下界は夏日予想です。

活動概要

夏日予報も標高650mの山中は24℃、湿度40%で新緑も鮮やかな活動日でした。
昨年植樹した5本の山桜1本は枯れましたが、残りの4本の内日当たりの良いところに植えた「ふれあい桜・田代桜」の成長が良好で来年には花を咲かせるかもしれません。
山桜は南斜面では葉桜、北斜面では零れ桜寸前の状況でした。その年の天候にもよりますが高水山の獅子舞の頃が観桜会の適期と思われます。
ワラビは乱立採り放題でしたが細いのばかりでした。帰宅後茹でて食べましたが子供のころ田舎で食べた鉛筆の太さのワラビとは香り、味が違うものでした。太くて美味しいワラビにするには「春先に窒素分を多く含む肥料や牛糞有機肥料を施すべし」とあり、また、ワラビは酸性土壌(PH5~5・5)好むとありますので今度PHを測定してみます。

間伐・保全地域の現況把握

今日は保全地域の現況把握ということで、午前中は植樹エリア中心に保全地域を回る予定です。午後はゆず山でワラビ採りをします。

入山口のさくらは元気に成長していました。休憩を取りながら植樹エリアに急ぎます。

田代桜とふれあい桜は元気に成長していました。

しばし休憩の後、すみれの道に沿って植樹を確認しました。枯れてしまったものあり、元気なものあり、中には数年間成長しなかったものがここにきて元気に芽吹いていたりとなかなか予測がつきません。

途中、根こそぎ倒れ掛かっている広葉樹があり、土壌の劣化も心配されました。

間伐の前に安全祈願をしました。

まだ時間があったので一本間伐しました。掛かり木気味でしたが、木が回転し掛った枝が外れちょうどいい位置に倒すことができました。

植樹エリアまで戻りお弁当。このまま下山して、ワラビ、セリ採りに向かいました。

特にけが人なく安全に終了。安全祈願のおかげ?

さて、持ち帰ったワラビとセリですが...

まずはワラビから。

重曹を入れすぎるとどろどろになってしまうのですが、少なすぎても何回も水を変えれば灰汁は抜けていきます。初めての時は、重曹を少なめにしておくのが失敗しないコツです。

そしてセリは...

ゴミを取り除いて輪ゴムで止めて、冷蔵庫がいっぱいなので水に挿して一晩保管。

 

このやり方だと香り成分があまり逃げなくて済みます。

ただし灰汁も抜けないので、苦みが苦手な人は最後に水にさらして数回絞るといいかもしれません。

セリの苦みはポリフェノールという抗酸化物質ですので、ワラビの灰汁のように発がん性があるものではないそうです。でも、ほどほどに。

余ったセリは...

乾燥させて粉末にしようと思います。うまくいくでしょうか。

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