2019.10.25 ふれあいの森専用倉庫誕生!(自主活動)
自主活動として10月16日に設置された倉庫への資機材の移動と倉庫前の泥おとし設置、柚子畑の状況確認を行いました。
ふれあいの森専用倉庫誕生!
そもそもの経緯
今まで使用していた倉庫は、2002年に成木の山が東京都森林保全地域に指定され、2003年に保全活動が開始されて間もなくグリーンシップアクションで使用する資器材等の保管場所として東京都環境局が設置したものです。
私たち青梅上成木ふれあいの森が森林環境保全ボランティア団体として組織化され間伐を主体とした保全活動の開始後も、グリーンシップアクションの運営スタッフとして参加協力できることから、倉庫を共同利用させていただいていました。
近年、個人貸与ヘルメット、大鋸等の購入、環境公社からの仮払い機、チェーンソーの借用等に伴い倉庫がが手狭になったこと、また、グリーンシップアクション用資器材との区別保管をすることで資器材の保守管理の利便性と徹底を図る必要が出てきました。
4月に都環境公社を通じて多摩環境事務所に対して青梅上成木ふれあいの森専用倉庫の設置を要望した結果、10月16日に新倉庫誕生となりました。
今回は16日に設置した倉庫への資器材の整理と移動が目的です。
倉庫整理
旧倉庫の間伐器材をいったん外に出して、新倉庫、旧倉庫へ振り分け。
整理しながらしまっていきます。
全部しまうと、ふれあいの森専用倉庫はこんな感じ。
まだまだ余裕あります。空いている棚には何を置くのでしょうか。楽しみですね。
一方、旧倉庫は、
整理整頓完了。こんなに広かったんですね。
柚子畑の状況確認
倉庫整理がひと段落ついてから...
いざ行かん、柚子畑!
ということで、柚子の様子を見に行きました。
途中の白糸の滝ですが、このような様子で...
連日の大雨でゴウゴウと流れています。泡立っているようにも見えますね。もはや白糸ならぬ太糸です。
そうめんがきしめんになったよう(笑)
白糸の滝沿いの道は都道202号線になるのですが、この先に道路の陥没・崩落があって関係者以外の車両は通行禁止になっています。台風19号の爪痕です。詳しい被害状況は以下の記事をご参照ください。
現在5トンの土のう袋を使って仮復旧工事が開始されています。開通が待ち望まれますね。
尚、徒歩であれば通行可能とのことですので、私たちは歩いて柚子畑へ向かいます。
途中にはこんなキノコが。
ヒラタケの仲間の様ですね。
ヒラタケは食べられるキノコですが、スギヒラタケは毒性が報告されています。素人には区別がつきません。
野生のキノコは危険です。見て楽しむだけにしておきましょうね。
詳しくは下のリンクを参照してください。
写真は自然観察部会の吉野さんの撮影です。ふれあいの森は自然観察も行っています。こちらは女性でも参加しやすいと思いますので、興味ある方はぜひご連絡ください。
そして、柚子畑に上っていくと、ありました!
前回階段整備をした時は見つけられなかったのですが、山全体で200個ほどは収穫できそうです。
前回の様子はこちら
柚子畑を登っていく途中で階段の土留めが崩れているのを発見しました。今年はとにかく雨が多いです。
間伐した杉を使って、階段補修用の杭と倉庫前に設置するすのこの材料を作ります。
階段も補修。
丸太を担いで下山です。
倉庫前にて
倉庫前に半割りした丸太を設置して泥おとしにします。
間伐材の有効活用。ふれあいの森らしいでしょ。
100人乗っても大丈夫なふれあいの森専用倉庫が完成しました!
広さ約2.5m²。現状の資器材収めてまだ余裕あります。
今度泊まってみようかな(笑)
本日のメンバー
お疲れ様でした。